幡ヶ谷の歯医者さん

渋谷区の歯科医院 幡ヶ谷わく島歯科

東京都渋谷区幡ヶ谷3-2-5

小児歯科

子供のころからしっかりケア

子供の歯、つまり乳歯は大人の歯に比べ柔らかいのでむし歯になりやすい傾向があります。
早期発見・経過観察・治療というプロセスを経るためにも小さいむし歯、色の変化を見つけたらぜひご相談下さい。
乳歯はいずれ抜け、永久歯が生えて来ますが、乳歯のむし歯をそのままにしておくと永久歯の強さや永久歯の生え方にも影響が出てくることがあります。
小さい頃から定期的に検診を受けていただければ、個人差もありますが、むし歯のないお口や、もし歯並びに問題が出ても最小限の費用できれいな歯並びにしてあげることができます。
きれいな歯並びにして大人の歯に移行させてあげることが出来れば、それは親から子への大きなプレゼントになるはずです。

治療 ~こどもの成長を大事に~

こどもの歯科治療も、削ったり、つめたりなど、ほとんど大人の治療といっしょです。
ただ、大人の歯科治療とは根本的に異なる点があります。
こどもの歯や顎は日々成長しているということです。
まったく何も生えていない状態から永久歯が生え揃う時期まで、さまざまに変化することを予測しながら治療を行なうことが必要です。
当歯科医院では、歯科的な知識はもちろん、こどもの心理・生活を理解し、年齢に応じた病気の特徴を考えたうえで適切な治療を心がけております。

生えてから1~2年が勝負

歯は、生えてから1~2年間のケアをかかさないことが大事です。
この時期に、徹底したケアをすることで、生涯むし歯になりにくい歯質・生活習慣ができます。
これは、乳歯も永久歯も同じです。
生涯にわたる口腔環境を守るために、この時期に何をすべきか正しい知識を得ることが重要です。
理想は毎日の歯磨きの習慣づけと定期的にプロのケアを受けることです。
お子様の健康な口腔環境は、ご両親と我々歯科医院が協力してつくっていくものです。
わからないことがありましたら、まずは来院していただいて、お話をお聞かせください。

シーラント

歯の溝はむし歯になりやすい

生えたての歯は柔らかく、むし歯に抵抗力がなく非常に弱いものです。
歯の溝には、歯ブラシでは届かないほど細かい割れ目があり、そこからむし歯になることが非常に多くみられます。
そこで予防的に、溝につめ物をすることで、生えて間もない歯を守るのがシーラントです。
つめ物は、歯と同じ色のものを使います。
つめ物といっても、溝に一層流すだけなので全く目立ちません。
子供の歯をむし歯から守る手段としてシーラントは非常に有効な予防法です。

シーラント治療の流れ

  1. 歯を専用のブラシできれいにします
  2. 歯の溝を専用ブラシできれいにします
    (超音波洗浄、薬液洗浄を行なう場合もあります)
  3. シーラント材で、歯の溝をうめます
  4. 光をあて、シーラント材を固めます
  5. かみ合わせのチェックをします

フッ素

フッ素で予防

歯科医院でのフッ素塗布

フッ素は、歯を硬く強くし、むし歯になりにくくするためのお薬です。
方法はフッ素を歯の表面に塗ります。フッ素塗布は定期的(年に3~4回)に塗布することが有効です。

当歯科医院でも、定期的なフッ素塗布を推奨しております。
歯科医院で使うフッ素は、安全量ですので、安心してお使いいただけます。
特に、歯が生えて間もないお子様のむし歯予防には非常に効果的です。
歯磨きとお薬の力を合わせて行くことで、よりむし歯になりづらい環境をつくっていきます。

歯みがき剤もフッ素入りのものを

歯みがき剤も、フッ素の入っているものを選ぶことで、日ごろからの歯質強化につながります。
当歯科医院でも、歯科医院専売の歯みがき剤をいくつか取り扱っております。
お帰りの際、ご相談ください。

フッ化物配合(MFP)歯磨剤の年齢別応用量とフッ素濃度

年齢 使用量 フッ素濃度 洗口その他の注意事項
6ヵ月(歯の萌出)~2歳 切った爪程度の少量 500ppm(泡状歯磨剤であれば1,000ppm) 仕上げみがき時に保護者が行う
3~5歳 5mm程度 500ppm(泡状またはMFP歯磨剤であれば1,000ppm) 就寝前が効果的
歯みがき後5~10mlの水で1回のみ洗口
6~14歳 1cm程度 1,000ppm 就寝前が効果的
歯みがき後10~15mlの水で1回のみ洗口
15歳以上 2cm程度 1,000~1,500ppm
子供の矯正~正しいかみ合わせへ導く~

咬合誘導

子供の歯列矯正は、咬合誘導とも呼ばれ、正しいかみ合わせへの誘導のために行います。
子供の時期に、大人のかみ合わせを想定しながら、将来永久歯がうまく咬み合うような治療を行います。

子供だからできる骨格性の治療

かみ合わせの不調和は、大きく分けて、①歯が原因のものと、②骨格(顎)が原因のものに分けられます。子供の矯正の特徴は、後者の骨格的な原因の不調和を治療しやすいことです。大人になってからでは、抜歯や手術を要するような症例でも、骨が柔らかい成長途中の子どものうちに治すことで、より自然に症状を改善できます。

口腔筋機能療法(MFT)

歯は骨と筋肉(頬や舌)で囲まれています。その筋肉がバランスよく機能していないと、装置で治療しても悪い歯ならびに戻ってしまいます。
正しいかみ合わせの機能を得るためには、悪い癖を治すことやトレーンニングが必要です。

歯並びが乱れる癖や習慣

子どもの身体は成長段階にあるため、柔軟で比較的小さな負荷でも歯並びやかみ合わせに悪影響を与えてしまいます。こうした悪影響を招く原因として、以下のものが挙げられます。

指しゃぶり

指しゃぶりは、指で上下のかみ合わせを悪くする状態になるほか、上の前歯を裏から押し続けることになるため、開咬や上顎前突を引き起こしやすくなります。

爪や唇をかむ

爪や唇をかむ癖は、歯や歯ぐきに大きな負担になります。不自然な顎の動きが習慣化して、顎関節に悪影響を及ぼします。

口呼吸

慢性的な鼻炎などで鼻がつまり口呼吸が習慣化すると、常に口が開いた状態になり、顔面の筋肉や骨格、かみ合わせに悪影響を及ぼします。

舌で歯を押す

常に舌で前歯を押し出したり、食べ物を飲み込むときに舌を出したりする癖を舌癖と言います。舌癖は前歯の歯並びに悪影響を及ぼします。

片側だけでかむ

食べ物をかむ歯が片方に偏っていると、顔の歪みや変形を引き起こすことがあります。

頬杖をつく

頬杖は、人間の身体の中でも最も重い頭部を顎で支える行為。重みが一点に集中することで、顎が変形してしまうことがあります。

*引用:日本口腔筋機能療法学会HPより

癖の改善も重要

小さなお子様は、指しゃぶりなど生活の中での癖が、知らず知らずかみ合わせに影響を及ぼすこともあります。こういった癖の指摘や改善も子供の矯正の大事なポイントです。

マウスピース矯正

プレオルソ

「プレオルソ」こども歯ならび矯正法とは?

永久歯に生え変わってからでは、1つ1つの歯に固定式の矯正装置をつけてワイヤーで歯を並べる、いわゆる「本格矯正」になりますが、小児(10歳ごろまで)の骨の柔らかい時期に始めることで効果が出やすい矯正方法です。80年以上も前から使われつづけている「機能的顎矯正装置」を新素材のマウスピースに改良した矯正方法です。

マウスピース式なのでお子さんも嫌がりません

固定式の装置は、患者さんによって痛みがでると言われていますが、取り外すことのできるマウスピース式は一般的に痛みが少ないと言われており、痛みがあれば自分で口の中から外すことができます。また、学校に行くときは家に置いていくので、見た目が気にならず、歯磨きの邪魔にならないことも安心です。

お子さんのこんな事で悩んでいませんか?

  • ・歯ならび
  • ・口呼吸
  • ・かみ合わせ
  • ・お口ポカン

「プレオルソ」は、取り外しの出来る「マウスピース式矯正装置」です。永久歯に生え変わる前に使うと効果が高いと言われています。

こんな治療効果が期待できます

  • 1.歯ならびの改善
  • 2.受け口や出っ歯の改善
  • 3.かみ合わせの改善
  • 4.口呼吸を鼻呼吸へ
  • 5.お口ポカンの改善
  • 6.発音や飲み込みかたの改善

プレオルソは「咬みあわせ」と「歯ならび」を改善すると同時に、機能的な側面「口呼吸から鼻呼吸へ」を非常に重要と考えています。プレオルソを使って行う独特な機能的トレーニング法は、この「口呼吸から鼻呼吸へ」の改善を促します。 この改善がお子さんの歯ならびだけでなく成長・発育にもとても大切だと考えています。

小児の大事な時期こそ「プレオルソ」

10歳ぐらいまでの骨の柔らかい時期に使うことで、大きな効果を期待できる治療方法です。「家にいるとき」と「寝ているとき」にだけプレオルソを装着するため、お子さまでも無理なく始められます。

いろいろなタイプの歯ならびを改善できます

出っ歯

横から見た時に
上の歯が出ている

受け口

横から見た時に
下の歯が出ている

叢生・乱ぐい歯

顎が小さく
歯ならびが凸凹

開咬

奥歯はかむけど
前歯が閉じない

深いかみ合わせ

上の歯が下の歯に
覆いかぶさっている

プレオルソの使い方

ご自宅での使い方

日中:
できるだけ長い時間装置を入れて過ごします。このとき、基本はお口を閉じるようにしますが、もちろんおしゃべりをしても問題ありません。
就寝時:
装置を入れたまま、お休みください。

トレーニングを併用することでさらに治療効果が高まります

  • ・舌・口元のトレーニング
  • ・発音のトレーニング
  • ・水を飲み込むトレーニング

不正咬合の改善

受け口(反対咬合)を改善する装置ムーシールド

ムーシールドは乳歯列期に受け口(反対咬合)を改善するための装置です。
乳歯列期に治療を行う事で顎の骨の正常な成長発育の促進及び、永久歯の正しいはえ変わりを期待します。
就寝時に装着する事で舌や口腔周囲筋の状態が整えられ、受け口(反対咬合)が改善されます。

不正な筋機能を改善

受け口(反対咬合)は遺伝的要因の他に筋機能上の問題が考えられます。
ムーシールドは受け口(反対咬合)の要因となっている不正な筋機能を正常な状態に改善する事で歯列を整えます。
主な筋機能上の問題点は下記の3つです。

1.きつい上口唇圧(癖)

ムーシールドを装着することで、上唇と上前歯の間にシールドが介在し、歯へは直接上口唇圧が加わらなくなります。

2.低位で機能する舌(習慣性、鼻咽腔疾患)

ムーシールドを装着することで、舌がパッドの上に挙がるので下前歯を内側から押さないようになります。また同時に舌が上前歯を内側から押すようになります。

3.オトガイ筋の負の圧

ムーシールドを装着した状態で、口を閉じる練習をすることで改善します。

ご両親へ

当院では、たとえ低学年のお子様であっても、本人が希望しない限り治療を行いません。お子様にもできるだけわかりやすく説明し、自分がどのような状況にあるかを理解していただく努力をいたします。
お子様の将来のためにも、不具合に少しでも気付かれた場合は、遠慮なくご相談ください。

院長インタビュー 小児歯科編

涌島 学 院長

涌島 学 院長

貴院は住宅街の商店街に位置しますが、10歳以下のお子さんの来院も多いのではないでしょうか?

そうですね。商店街の中に在り、人通りが多いうえに車の通行も制限されていて安全ですから、学校の授業終了後に来院されるお子さんも多いですね。

涌島先生は補綴や外科治療を得意とされていますが、お子さんの診療はいかがでしょうか?

今は、お子さんの治療は好きですね。以前は小児歯科の経験はあまりなかったのですが、大学病院で勤務していた時に、外勤先で多くのお子さんの診療をするうちに、小児歯科に関心が深まりました。それとやはり、幡ヶ谷で開業して、自分自身に子供が生まれ、親の目線と歯科医師の二つの目線で子供を診ることができるようになったことが大きいですね。

貴院は都内の渋谷区ですから、お子さんは治療をする箇所はあまり多くはないのではないのでないしょうか?

都心部でもお子さんが多い地域です。当院周辺のお子さんは比較的治療をする箇所が多いですね。

お子さんはむし歯が進行しやすいことも関係しているのでしょうか?

はい。子供のむし歯は進行しやすいので、フッ素塗布やシーラントといった予防処置を行い、むし歯予防に努めています。

お子様に歯磨き指導をする涌島院長

お子様に歯磨き指導をする涌島院長

涌島先生は矯正治療のライセンスを取得していますが、現代の子供の歯並びはいかがでしょうか。現代子は顎が小さいとよく言われていますが、顎の大きさは歯ならびに影響を及ぼすのでしょうか?

実際に診て歯ならびが悪くなりそうなお子さんには、将来矯正する必要があるかもしれないことはお伝えします。顎の大きさだけが原因ではありませんが、矯正が必要なお子さんはかなり多いと思います。矯正治療を行うタイミングは、定期的な管理でむし歯などの様子を見ながら決めています。

お子さんは学校検診がきっかけで来院することが多いのでしょうか?

検診がきっかけの方もいますが、むし歯治療やフッ素塗布による予防処置を希望して来院される方のほうが多いですね。また最近は歯並びを気にして来院される方が多くなています。

そうしますと幅広い年齢層の患者さんがいらしているということですね。

お子さんから高齢の方まで幅広い年齢層の方に来院していただいていますが、20~40歳代の方が一番多いですね。ぜひ保護者の方はお子さんも一緒に連れてきていただいて、むし歯予防歯ときれいな歯並びを実現して欲しいと思います。